こんにちは、しばふさんです。
緊急宣言真っ只中、新型コロナ疑いの肺炎となりました。
新型コロナの症状を記したブログはいくつか出てきましたが、
家庭内感染の様子やPCR検査を受けられずに肺炎とだけ診断された人の状況については、あまりまだ世に出ていないと思い、
・どんな症状があったのか
・どういった診察、検査されるのか
・なぜPCR検査が出来なかったのか
・何日くらい隔離されるのか
・再診察とかってどんな感じなのか
・家族感染したらどうなるのか
といった、発症してから現在までの状況をまとめました。
私や家族について
まず私について簡単に説明させていただきます。
私は都内に住んでいる女性です。
酒・煙草は一切していませんが、小学二年生まで小児喘息でした(一応現在は完治済。)
娘は1歳0か月で、現在育児休暇中ということで不要不急の外出は避けていました。
夫も酒・煙草は一切していませんが重度の喘息持ちです。
家族内では
・必ずマスクをする。
・外出をして家に帰ってきたらすぐに手洗い・うがい・お風呂
を徹底しており、不要不急の外出も避けていたのでまさか自分たちがかかるとは思いもしませんでした。
経過のまとめ
辿った経過はざっくりと以下のような流れです。
4/6:19時頃に喉と扁桃腺に違和感。→21時頃に39.3の熱
4/7:朝は37.3まで熱は下がるも夜になると39度の熱が続く。
4/8:娘39度の熱。二度の嘔吐と熱性けいれんで緊急搬送され入院
4/10:熱が続きついに40度の熱+呼吸苦+嘔吐のため緊急搬送。
病床が足りないため入院とPCR検査不可。レントゲンにより肺炎と診断。(自宅待機)
4/11:解熱剤により熱が下がるも、咳が悪化。
4/12:娘退院。
4/13:娘の咳と鼻水が酷く、夫も体調が悪いため事前に病院に診察に伺って良いか連絡の上で受診。
→娘と夫は肺炎ではなくただの風邪と診断。
4/14:咳がさらに悪化。オンライン診察を受けたところ咳喘息化していると診断。
夫の体調が悪化。
4/15:夫は頭痛により5度嘔吐。#7119の相談センターに連絡したところ、
救急車を呼んだ方が良いと言われ救急車を呼んでもらう。
→新型コロナの症状ではないからなのかレントゲンなど詳しい検査は行わず、血液検査を行う。
過労とウイルス感染の数値が出ている。
4/17:発症から二週間たったので経過を見る電話受診を行うも、咳がおさまっていないため自宅待機継続。
4/23:娘の咳と鼻水が続くため、オンライン診療を受ける。
4/25:咳は続く(現在に至る)
6/20:再検査により肺炎完治!!!
見て頂いた通り、まさに地獄。
まさか三度も救急車を呼ぶことになるとは思いもしませんでした。
以下、発熱から病院の受診から現在に至るまでを時系列で書いていきます。
4月6日:発症初期
まずはじめに発症したのは4月6日。
この日は特に朝起きてから具合が悪いということもなく、夕方ぐらいまではめちゃくちゃ元気だったんですが、
夜になると
しばふさん
という違和感。
その一時間後にはなんだか扁桃腺にも違和感があり、触れてみると腫れているじゃありませんか。
アレレーと思いつつ、そこからさらに数時間後の21時頃になると熱が39.3まで上がったためその日は就寝。
このとき、不要不急の外出は避けていたのでまさか肺炎になるとは思いもしませんでした。
翌日の4月7日。熱は下がりましたが、心配した夫が今日は一日寝ていなさいと家事や育児を全てバトンタッチしてくれたので、一日ベット生活。
味覚や嗅覚に異変はありませんでしたし、午前中は熱も低かったので病院に行こうかとも考えましたが、
・新型コロナの相談については基礎疾患の無い一般の人は「37.5℃以上の発熱が4日間以上続いた場合」と言っていた
・万が一病院にいって陽性となったら、私のせいで病院が閉鎖されるのではという恐怖
この考えから病院には行かず、とりあえず熱が下がることを期待しつつ寝て様子見をすることに。
4月8日:まさかの娘への家族感染(?)
さらに翌日の4月8日。
私の熱に関しては相変わらず午前は下がって、夕方になるにつれ38度、39度と上がる状況。
――が、ここで問題となったのは私ではなく娘の発熱でした。
はじめは熱を測っても37.5程度でしたし、元気ではあったので緊急性はなさそうだと思っていたのですが、
一か月前に子持ちの友人から
1歳になったら微熱からぐあっと熱が上がることあるよ!!!
と言われていた為、
・どの程度で病院に行くべきなのか
・熱性けいれんについて対処方法等
を事前に調べて、さらには紙に書いてそれを夫に託して熱のある私は寝ることに。
しかし横になったのもつかの間、19時頃に夫から娘の様子がおかしいから一度見てほしいと言われました。
夫いわく15分前から娘の応答がないと。
寝室を出て、リビングに置いてあるTVの前でちょこんと座っている娘の姿に
TVに集中しているんじゃない?とそう思ったのですが、話しかけても返事がなく、
顔を覗き込んで目をしっかり合わせても無言、無言、無言……。
目も合ってはいるけど、合ってはいない…どこか虚ろな様子で確かにおかしいと思いました。
とりあえず水分を飲ませてみようとストローを刺したコップを差し出して、ストローを口にやりますが、口が開いたままで口が閉じない。
哺乳瓶に切り替えると50CCほど飲んだため、ほっと安堵をしながら横に寝かせた瞬間、ゲボっと嘔吐する娘
やばい!これは異常だ!!
夫に#7119に電話してもらいながら、嘔吐物をタオルで拭きながら娘の様子を見るとけいれんが始まりました。
けいれん中は事前に調べておいた対処方法が書かれたメモを見て
・嘔吐物を飲み込まないように身体を横にする
・携帯で熱性けいれんの様子を動画に残す
をしましたが、けいれんが終わった頃にもう一度嘔吐。
再度嘔吐したこともあり、#7119に出た看護師さんが救急車を手配してくれましたが、
もうその頃には娘の反応も殆どなく、泣きわめくことも、話すこともありませんでした。
救急車が到着後、夫と娘は救急車へ、私は熱により自宅待機となりました。
娘の診察結果
緊急搬送中も娘は嘔吐したようですが、病院に到着し診察する頃には少し回復したようで
診察を行っている際も先生の手を追いかけたりとしたため、
動画を見たけど熱性けいれんにしては痙攣が大人しいから寒気かもしれない。
ただ経過を見たいから明日もう一度再診しましょう。
という診断で帰宅することになりました。
しかし、診察終了後にまたもや目が虚ろになり、右腕が硬直しはじめる娘。
異変を感じた夫が診察室に連れていくと、そのまま全身痙攣が始まり呼吸器と点滴を行うことに。
この点滴により痙攣は止まったものの、
・短時間で熱性けいれんが二度起きるのはあまり良くない
・けいれんを止めるために薬を使用した
ということで、娘は入院となり、
さらに痙攣は熱性けいれんの他に、インフルエンザ脳症や他の理由も考えられるためCTと血液検査を行うことに。
CTや血液検査の結果、
血糖値は通常なので低血糖によるものでもなく、その他の数値も正常。
肺炎の可能性もなく、見た感じ髄膜炎ではないけど、どうしても原因が分からない場合は検査
ということで一安心ではありますが、
入院の付き添いに関しては新型コロナの影響で、
・両親二人での面会は不可
・面会時間も1日1時間まで
・病院に到着したら熱を測り37.5以上の場合は面会不可
という決まりが出来ており、夜通し見守る…ということは出来ずに帰宅することに。
ちなみに熱性けいれんの再発率は30%ですが、両親のどちらかが過去に熱性けいれんを起こしてると50%になるそうです。
しばふさん
4月9日~4月10日:私が緊急搬送されるまで
娘が入院となった翌日の4月9日。
相変わらず37.5から39度をいったり来たりをしつつも、すこぶる体調が悪いということも無く、
この日は一日寝てすごし、日付が変わった4月10日の夜0時頃。
ついに熱が39.5まで上がり呼吸苦に。
胃も気持ち悪く2、3度嘔吐するもろくにご飯を食べれていないせいか液体が殆ど出てこない。
そこで夫が新型コロナ相談センターに電話し、
・4日前から熱が出ており下がらない。
・嘔吐している。
・関節痛も出ている
・咳や鼻水も有り
これらを相談したところ、
・海外への渡航歴
・濃厚接触者と一緒にいたか
といった質問を受けたものの、該当しなかったため病院に行って診察を受けてくれとの指示が。
そこでさらに緊急安心センター事業の#7119に電話したところ、
救急車を呼ぶ状態ではないので、明日病院にいって診察を受けてくれ。
と指示を受け、あと8時間ほど我慢して朝イチで病院に行こうということになりました。
しかしこれが裏目に。
状況は悪化するばかりで、呼吸も咳の激しさで苦しくなるばかり。
呼吸しようとすると咳が出るんですよ。しかも一度じゃなく何度も。
だからうまく呼吸が出来ずに苦しくて苦しくて…
イメージ的には少し前に見た、新型コロナ感染者のインタビュー動画かな。
もう苦しくて、辛くて、何度時計を見たことか。
でもね、時間は進まないんですよ。こんなにつらいのに、ああ、まだ五分しか経ってないって。
あの時の時間が一番つらかった。
それでも#7119が朝いちで病院にっていってたから、我慢するしかないと。
そう思ってベットで横になりゴホゴホ言いながら、ただ時間が過ぎるのをじっと待っていたのですが、時間が経つにつれてどんどんどんどん具合が悪くなっていく。
不思議なことに足を伸ばしているとお布団をかぶっていてもめちゃくちゃ寒くて、
膝を曲げるとお布団を脱いでもめちゃくちゃ体が熱くなるんですよ。
これなんでなんだろう。
とにかくもう意味わかんねーなと思いつつも、ただひたすらに堪えて4時半頃。
容態が急変し、意識も朦朧としはじめました。
もうこれはやばい。呼吸も咳も激しく・苦しくなるばかりで、たとえ病院が開いても歩けない。
ましてや今ですら呼吸が苦しいのにこれ以上悪くなったら死んでしまうと思い、#7119を経由せずに救急車を呼んでもらいました。
それから救急車が到着し、熱を測るとついに40度に到達しており、
酸素飽和度は93% 、年齢にしては少しばかり低い数値になっていました。
このとき私が搬送されたのは都内にある大きな大学病院でしたが、
・コロナの影響で病床が足りないため入院不可
・PCR検査も出来ないため診察のみで帰宅してもらう
ということを条件での受け入れでした。
診察から新型疑いの肺炎という診察結果まで
救急車で大学病院に行くと、小さな個室に運ばれました。
小さな個室で私しかいない状況で、恐らく隔離部屋なのでしょう。
その小さな部屋では酸素飽和度と血圧、胸の音を聞く診察を行い、追加でレントゲン検査を行いました。
レントゲン検査の結果は肺炎。
しばふさん
と思ったのですが、先生いわく
・レントゲン検査での肺炎の状況が酷い
・自発呼吸が出来ない
・自力での歩行が出来ない
・意識がない
という状況ではないと、PCR検査が出来ないということで
PCR検査が出来ない以上、この肺炎が新型コロナなのかは断定はできないが、
そもそも肺炎でここまでの高熱は出ないので新型コロナである可能性がある。
という結果でした。
そして、この結果により私と、濃厚接触者である夫は二週間の自宅待機と病院側から指示を受け、
・発症から二週間後の4月17日に電話受診を行う
・五月の中旬にレントゲン検査による再検査
を行うことになりました。
ちなみに私の前にひとりおばあさんが運ばれたようですが、
その人は入院していたようなので、年齢や度合を見て入院させているのかもしれませんね。
(もしかしたらそのおばあさんで定員になったのかもしれませんが)
大変しんどい状況で帰宅するのも一苦労ではありましたが、
解熱剤や咳止めといった薬を出してもらえたので少しほっとした瞬間でした。
4月11日:解熱剤による効果
4月11日。解熱剤により熱は37.2ぐらいまで下がる。
しばふさん
体調も良くなってきたので夫に少しだけぶつ森やっていいか聞いたら「ペンギンでるまでならいいよ」といわれ、
うっきうきでゲームを始めて旅行券使ってみたらこれ。
まさかのペンギンに出会い10分程度しか遊べませんでした。寝ろってことなんですかね。
しかし咳が悪化し、うつ伏せでも仰向けでも寝れずこの日は一睡もできず。
4月12日~13日:夫の体調悪化
4月12日。娘が退院するも、ようやく家族が集まりほっと安堵したからなのか、
数日前から肺が擽ったく、頭痛がするといっていた夫の体調が悪化。
そして翌日の13日になると二人とも咳と鼻水が出るようになったため、子供のかかりつけである小児科に電話し、
・妻は新型コロナ疑いの肺炎で、新型コロナと断定はされてはいないが自宅待機中
・夫は濃厚接触者である
ことを伝えて診察は構わないか伺ったところ、
隔離部屋があるので正面玄関から入らずにそちらに来てくれたら診察は可能。
また小児科ではあるが夫の診察も可能なので二人分予約してほしい。
と返答を頂けたので、夫と娘の診察予約をし夫と娘はさっそく病院へ。
もちろん私は自宅待機です。
そして診察結果は、おそらく普通の風邪。とのことで、ほっと一安心。
また今回担当していただいた先生がものすごくよい人で、
奥さまの状態も気になるので、良かったらオンライン診察しませんか
と言われ、4月から開始となったオンライン診療を受けることになりました。
4月14日:オンライン診療を受ける
発症から一週間たち、解熱剤の効果もあり熱が上がることもなくなりましたが
まだまだ咳が激しく、眠れない日々が続いているなかオンライン診療を受けることになり
早速オンライン診療サービスのクロン(curon)のアプリを入れることに。
クロンを使う場合、診察1回につき300円かかりますが、
自宅待機で外に出るわけにもいかないし、外に出るのもきついという状況ではとてもありがたいサービスでした。
診察はアプリ内のビデオ通話で行い、昨日夫と娘を担当してくれた先生とお話をしましたが
実際に診察していないので断定は難しいが、咳喘息になっている。
と言われ、気管支を広げる薬や痰を切るためのお薬を出してもらいました。
通常クロンを使う場合、お薬は配送になるようなのですが私の場合は今すぐにお薬が必要で、
かつ夫の体調が少し落ち着いていたため、夫がお薬を取りに行ってくれました。(事情は薬局にもお伝え済。)
しかし薬局に言った直後、段々と体調が悪くなる夫。
「ちょっと疲れた。」
そういって苦笑いをしつつ寝室で横になる夫を見ながら
もしかしたらもう一度救急車を呼ぶことになるかもしれない。
そう思い、救急車をいつ呼んでもいいように準備をするものの嘔吐する娘。
本当に家庭崩壊である。
・4月15日:夫ついに緊急搬送
0時を越えてからも夫の頭痛は続き、ついには嘔吐する夫。
嘔吐の回数も1度ではなく5回と回数も多く、吐いても気持ち悪さが消えないと訴えていました。
しかし、実は普段から頭痛持ちの夫。
以前も同じように頭痛による嘔吐が出た際に頭痛外来を受診し、ストレートネックによる緊張性頭痛と診断された経緯もあり、
はたして頭痛だけで救急車を呼んでいいのかと心配になりました。
なんせこんなご時世ですからね。
・以前、CTで異常なく緊張性頭痛と言われているのに救急車を呼んでいいの?
・もしかしたらただの頭痛かも
・新型コロナで騒いでいて救急車も足りないかもしれない状況のなか呼んでもいいの?
こういった考えから救急車を呼ぶことに対して躊躇しましたが、
東京救急受診ガイドというサイトで救急車を呼ぶべきかの簡易診断をしたところ
思いっきり救急車を要請することをおすすめしますと出て焦る私。
さらに#7119に電話をしたところ
頭痛によって嘔吐を繰り返していて自分で動けないのであれば救急車を呼んだ方がいい。
と言われたため、オペレーターである看護師にお願いして救急車を要請しました。
――しかし、救急車到着後。
当然といえば当然ですが、近づかないでくださいと言われる私。
また新型コロナ疑いの肺炎ということで、付添人として救急車を乗ることは出来ず、夫だけが救急車で搬送されました。
しばふさん
また、搬送先の病院は私が前回運び込まれた場所で、私のときと同じく
・コロナの影響で病床が足りないため入院不可
・PCR検査も出来ないため診察のみで帰宅してもらう
ということを条件での受け入れでした。
このとき、受け入れ先が決まるまでは20分程度で見つかりましたが昨日運ばれた方は受け入れ先が決まるまでに6時間かかったそうで、
本当に運が良かったと思います。
夫の緊急搬送から診断まで
救急車の中では恐らく新型コロナを警戒してなのでしょう。
ストレッチャーを囲うようにしてビニールがかけられていました。
そのため、吐いたとき用の袋を渡されましたが中で吐いたらまずいと思った夫は、限界まで我慢をしながら病院へ。
病院へと運び込まれ、小さな個室?に案内されてからお医者さんがやってくると、
・症状
・最近生肉などを食べていないか
・薬のアレルギー
を聞かれて、
・解熱鎮痛のカロナールの点滴
・追加で吐き気止めの点滴
・血液検査
を行いましたが、肺炎の症状ではないからなのかPCR検査やレントゲン検査を行うことはありませんでした。
ちなみに診察結果ですが、
・血液検査の結果、少しだけウイルス感染の数値が出ていたので
喉から入ったウイルスが胃に入って吐き気を出していたんじゃないか
・新型コロナや肺炎ではない。
・夫中心で看病を行っており、数日間ろくに眠れていなかったので過労も出ているんじゃないか
とのことで、そのままお薬をもらっての帰宅となりました。
帰宅後
点滴で随分と体が楽になったという夫。
しかし17時頃、夫に味覚障害(?)が出始めたのか、水を飲んだところ水がドブ水みたいな味で飲めたもんじゃないと言い出しました。
ちなみにリンゴジュースはりんご酢のような味だったそう。
そして21時に娘が激しい咳により嘔吐。
ついでに私もなぜか嘔吐。なんでや。
そして、当時しんどかったのか携帯のメモにこんなことが書いてあった。
夫の体調が悪くなっている。もう一度救急車かな。私も体調がすこぶる悪い。
どうすればいいんだろう。
新型コロナ疑いだから受診拒否は大いにある。
今日運び込まれた病院は受け入れはするけど入院不可診察だけだし、
かといってこれを逃すと四時間とか見つからない可能性もある。
それに夫が入院したらわたしは〇〇(娘の名前)と二人。じわじわ首をしめられているみたいだ。
本当にいつになったらこの辛い環境がなくなるんだろう。
いつになったら治るんだろうと当時は辛かったんですよね。よく頑張ったよ、みんな。
4月16日:食べ物を受け付けなくなる夫
翌日、夫の朝ごはんを消化の良いおかゆにしたところ、気持ち悪さと吐き気が発生。
消化のいいと言われているおかゆすら受け付けなくなってるってやばくない…?
そう思いつつも、以前受けたオンライン診療で
咳がつらくてご飯が食べられないならアイスを食べるといいよ!
と言われたことを思い出し、冷蔵庫に残しておいたクーリッシュを夫に与えたところアイスでは気持ち悪さが出ないことが判明。
しばふさん
と思い、夜ご飯は茶碗蒸しと味噌汁にしたところやはり気持ち悪さは出ず。
やっぱり胃の消化が少しおかしくなってるんだろうなぁ…。
4月17日:発症から二週間の電話診察と変更点
さぁ、ついに発症から二週間!
当初予定していたとおり、電話診察を受けることになりました。
これは肺炎が大丈夫そうなのかという確認の電話で、この結果が良ければ自宅待機が解かれるわけですが
まだまだ咳が止まらない私。
ということで電話診察の結果、さらに自宅待機期間が二週間伸びました。
もっといえば、咳が完全に消えてから二週間は自宅待機してくれということだそうで、
今この記事を書いているのは25日なのですが、まだ咳が完全には消えていないのでまだまだ自宅待機期間は伸びそうです。
また、発症から一か月後の五月中旬頃にレントゲン検査を行って、肺炎が完全に治っているのかを見るそうなのですが、
現在、一か月じゃ肺炎の影は消えないという話になり、
一か月後のレントゲン検査は二か月後の6月中旬に変更となりました。
夫については新型コロナの症状がないので、体調が回復次第自宅待機を解いてOKと言われました。
4月25日現在
そしてこれを書いているいまの私たちの状況について、記します。
・私:咳があり、背中と肋骨に痛み有り(自宅待機中)
・夫:殆ど回復で自宅待機解消。現在、在宅ワーク中
・娘:咳があり23日にオンライン診療を受けお薬を追加。
だいぶ元気が出てきたとはいえ、まだまだ完全回復までは長くかかりそうですね。
また、背中と肋骨がね…痛いんですよ。これ折れてるんでしょうか…。
6月までは病院いけないし、我慢するしかないんでしょうねorz
辛かったこと
個人的につらかったことをいくつか。
頼れない辛さ
新型コロナウイルスはまだまだ解明されてないウイルスですし、
高齢であるほど、そして糖尿病や高血圧などの疾患を持っている方ほど重病化するといいますから、当然親に頼ることはできませんでした。
義両親がせめて新型コロナウイルスではないと診断された娘だけでも預かると名乗り出てくれたのですが、
義両親は義母が糖尿病で義父が高血圧でしたし、万が一新型コロナにかかったらと思うと預けるわけにはいきません。
つまりは自分たちでどうにかしなければいけないわけですが、
その自分たちが超絶グロッキーなので本当につらかったです。
食料の確保
また二人して自宅待機となったため、買い物にいけずに家にある食料は減るばかり。
ネットスーパーを利用しようと思いましたが、今回の新型コロナ騒動で枠が全てうまって利用できず。
なんとか両親と義両親がダンボール箱で三箱分も食料を送ってくれたのでどうにかなりましたが、
これがなかったら本当にきつかった…。
4月25日現在もネットスーパーは枠が埋まり続けて利用が出来ません。
いつかまた使えるようになったらいいな。
眠れない辛さ
今は随分と眠れるようになったのですが、発症後は
・娘が激しく咳ごんで嘔吐するため
・咳が激しすぎて体を横にすることが出来ない
・呼吸苦のため
という理由で眠れませんでした。
大体16日ぐらいまではろくに眠れなかったんじゃないでしょうか。
身体を横にしても、仰向けでもだめで本当につらかった。
日が経ってからうつ伏せであれば寝れるようになりましたが、ろくに寝てもいないのに育児+看病は辛すぎた。
そりゃあ夫も過労になりますよ。
まとめ
個人的に一番に思ったのは、
現在東京では、毎日何名の感染者が出たと公表していますが
重度ではないからとPCR検査が受けられず、私のように新型コロナウイルスの肺炎と診断された人って多いんじゃないの?
ということ。
あと新型コロナウイルスと断定されていないから保証も受けられないですよね、多分。
夫の会社は幸いにも体調が悪い場合は欠勤OKで、休んでもお給料出すよと指示が出ていたため、
私が熱を出してから二週間以上お休みをしても家庭へのダメージはありませんでしたが、この指示がなかったら……ううん。考えたくないですね。
また今回の新型コロナの騒動、
しばふさん
という謎の自信がありました。
ちゃんと手を洗ってるし、うがいしてるし、マスクしてるし、外出して帰宅したらすぐにお風呂に入ってるし。
だけどかかった。
ウイルスは目に見えない以上どこからやってくるか分からないんだ。
だから手洗いうがいとか勿論なんだけども、それ以上に出歩かない方が良い。
まだまだ出歩く人が多いこの世の中。もっともっとみんながおうちで楽しくやってくれたらいいな。
ということで長いけど終わり。まさか1万文字も書くことになるとはおもわなかった。
非常に読みづらかったでしょうが、ここまで読んでくれてありがとうございました!!!
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