【実体験】誘発分娩入院から帝王切開手術で子供を産むまでの記録6

前回の話を読んでいない方は、【実体験】誘発分娩入院から帝王切開手術で子供を産むまでの記録⑤を見てください。

帝王切開手術当日

いよいよ手術当日になりました。

手術前には、次のことを行っていきます。

・浣腸

・おへその掃除と手術部位の除毛

・NST

・抗生剤投与

除毛はとにかく、抗生剤投与にNSTは手術中何度もやったので慣れたものですが、

久しぶりの浣腸は中々つらかったです。

個人的には陣痛よりも注射よりも、帝王切開手術よりも何よりも浣腸による腹痛が一番きつかった。

人の痛みってそれぞれとはいえ、まさか浣腸が一番きついとは。

何はともあれ、これで手術前に行う処置は終了となり、手術開始まで待つことに。

手術開始までは大した時間もありませんでしたが、もう赤ちゃんが出てくるまで待たなくていいんだ!!という感情の方が大きく、とくに強い恐怖感はなかったように思います。

恐らくは夫も朝イチでやってきてくれたからだと思いますが。

本当に毎日かかさずお見舞いにきて、長く滞在して夜遅くに帰宅するという生活を続けてくれた夫には感謝です。

そして手術の時間になると、看護婦さんと夫と手術室まで向かい、

「いってきます!」

そう言って夫と手術室の前で別れると、看護婦さんと一緒に手術室へ。

帝王切開手術開始

手術室に入ると、手術台に乗り先生の指示のもと上を脱がされると膝を抱え込むように体を丸めます。

次は背中に消毒液を塗るのだけれど、てっきり刺す部分だけにちょいちょいと塗るのかと思いきや背中の前面に塗りたくられ、

そこに麻酔を何度か打たれました。

噂ではこの背中に打つ麻酔が半端なく痛いと聞いていたので、ビビりまくっていましたが、

私個人の感覚ではちくっと痛む程度で、誘発分娩の時の注射や浣腸の痛みと比べたらかわいいものでした。

麻酔を打った後はじーんわりと暖かくなる背中。

そこから麻酔が効いて管をつけられた後は体制を戻し仰向けにされて、自分の前に手術中の光景が見えないようにカーテンが置かれました。

仰向けになって準備が整うと、麻酔科の先生が氷を手にもって体の色々なところにぴとりぴとりとあてて「ここ冷たいですよねー」「ここ冷たくないですよねー」というので、

それにたいして「はい」か「いいえ」で答える私。

全て答えた後に手術開始。

いやぁこれが全く痛くない。

あまりに痛くないものだから、この後生まれるときに痛くなるのかしらなんて思っていました。

すると

しばふさんさん、もう生まれるよー!!

という声に驚く私。

え???もう???

それから心臓マッサージを二人がかりでされるようにドゴドゴと押される私。

身体が振動するほどのあんまりの押されっぷりに

私は太鼓か何かか?!!!!!

と心の中で叫んだ瞬間、ふっとおなかが軽くなる感覚と共に「おぎゃー」という赤ちゃんの産声が。

9:53に我が子が誕生。

なんと体重は4200gでした。

で、待望の赤ちゃんはというと4200gということもあり、なんというか予想していたよりも体が大きい上に、髪の毛がもすでに黒々と立派に生えそろっていた為、先生たちもこれには驚いた様子でした。

ちなみに手術後は今年一番の大きさだといわれました。(笑)

赤ちゃんを取り出したあとは帝王切開で開けた部分を縫合しますが、

これは麻酔のおかげで痛みはなく無事に手術が終了となりました。

 

というわけで以上が生まれるまでの記録でした。

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